再び自分の心に正直でいたい。

創価学会・日蓮正宗関係の話題が出てくるのでご了承ください。

遺族年金廃止は日本の崩壊を早める

昨日のトレンドは『遺族年金廃止』、専業主婦を馬鹿にするにも程がある。(26年を目処に審議するらしいが、今の独裁体制だと、スケジュールを決めて会議をするということは、ほぼその通りになるのだろう。)

 

かつて政府は「専業主婦は介護の含み資産」だと言った。

(専業主婦は【無給の介護奴隷】であると政府が宣言したのだ。)

男は外で働き、結婚退職した主婦が家事・育児・介護を引き受けてきたからこそ、日本の経済発展があり、バブル崩壊して、日本の経済がかげっても、専業主婦は老後の年金を信じて黙々と家族に奉仕してきた。

 

遺族年金が廃止されると警告された以上、働ける状態の主婦達は無給で爺婆の介護をするよりは、よそに働きに行った方がよいし、これから結婚出産を控えている年代の女性達も、寿退社等などもってのほか、結婚しても正社員を続けることになり、益々子供の数は減るだろう。

3号廃止、年金開始年齢引き上げ、遺族年金廃止とくれば、女性も男性と同じように働きつづける以外無い。

離婚すれば赤の他人になる夫の親を介護するのもあほらしいだろう。

 

我が子が保育園時代(平成)に、同級生に5人兄弟や、6人兄弟が居て驚いたのだが、兄弟が多い子の共通点は(昭和の大家族のように)爺婆が育児に積極的に協力していた。

私は「長男の嫁だから介護するのは当然だ」と言われて、介護の為に仕事を辞めたが、子供が小さいときママ友に、

「姑が倒れて家で介護しろと言われているけど、仕事を辞めないといけないのかしら?」

と相談され、

「私は介護の為に仕事を辞めて後悔している。介護というのは1年続くか?10年続くか?わからないし、女性が介護離職したら、二度と同じレベルの仕事には戻れないから、後悔するわよ。仕事を続けてた方がいい。」

とアドバイスした。

家族の為に仕事を辞めたのに、自分でお金を稼げなくなると、家の中で夫や介護している姑から【稼ぎの無い人間=無能力者】だと見下されるというモラハラを受けながら、無給の奉仕を要求されるのは精神を壊す。

 

『施設から住み慣れた家庭へ』という綺麗事で、老人ホームの建設・維持コスト削減の為に老人ホームの建設をやめておきながら、介護ヘルパーの報酬を引き下げてヘルパーのなり手を減らす。(寝たきり老人がヘルパー無しで、おしっことウンチ塗れで自宅に寝ているのは幸せとは程遠い。)

介護人材を外国人に頼ればいいと言いながら、円安、日本の地位の低下で外国人の人材は日本を避けているし、無計画に外国人を入れれば、埼玉県の外国人コロニーでの無法地帯の出現、治安悪化等を招いた。

 

今回の『遺族年金廃止』という話は、現在介護に直面している世代だけでなく、将来介護の担い手になるはずだった世代の女性達にも冷や水を浴びせた。

 

国民年金生活保護よりもひどい。

それなら正社員になれたら働けるうちは【扶養家族】にはならずに、社会保険を払いながら働いた方がマシだ。いつ離婚するかもわからないし。

こうして家族や夫婦という単位も壊れ、ばらばらにしておいて、出産子育て介護の時にだけ「家族なんだから助け合え」で日本を維持できると思っている政府は脳無しだ。

 

国民の知らない間にウクライナに資金援助だけでなく、ウクライナが焦げ付かせた借金の肩代わりまで約束したらしいが、そのうち日本が外国人だらけになって、ミス日本も、国会議員も地方議員も金髪だらけになって、底辺でゴミのように転がっているのが黒髪の日本人ということになっても、この国は日本だと言えるのだろうか?

 

『遺族年金廃止』というワードが、現実になるのが数年違ったとしても、或は実施されなかったとしても、日本中

の女性の心理を冷えさせたことは間違いないだろう。